マインドフルネスを探す旅へ~#最終回
マインドフルネスストレス低減法プログラム、ついに第8週目。最終回です。
さて、最終回のセッションですが…といつも通り始めていきたいところなのですが、実はこの回、私は終わりの一時間ほどしか参加できていません。プログラムに参加する前からすでに動かせない用事があり、最終回は参加自体を諦めていたのです。しかし、7回目まで参加して、さすがに最後に出られないまま終わるのはあまりにも惜しいと思い、用事のあった場所のすぐ近くの安いビジネスホテルを予約することにしました。
丁度、遅れてきた台風の影響が一番強い夜だったこともあり、結果的に色々な心配をしなくて済んで、改めて振り返ってみると良いチョイスでした。
さて、最後のセッション、遅れて参加すると、ちょうど、今までのセッションを振り返っての感想を各々が話しているところでした。私もその時に思いついたことを話しました。
その後は、未来の自分への手紙ということで、1年後の自分に宛てた手紙を書きました。他の人に読まれることは無い、あくまでも自分に向けての手紙です。こういったものを改めて書く機会というのは無いので、思わず色々書いてしまいました。1年後に届く(そういうアプリを使用しました)のが楽しみです
そして、その手紙を書いた後に、8週目のホームワークの説明を聞き、最後の瞑想を皆で行い、お終いになりました。
終わってしまうと、あっという間だった8週間プログラム。とにかく何とか最後までたどり着いて良かったと、思いました。
最初は、マインドフルネスが良く分からず始めてみたものの、だんだん「今、ここ」を大事にしていく感覚を分かるようになったり、元々自分が持っていたマインドフルネスに気づいたり、忘れていたセルフコンパッションを思い出したりと、なかなか面白い体験でした。
チルチルミチルの青い鳥ではないけれど、マインドフルネスは、実は自分の直ぐ傍にあったのですね。
それと、今回の旅が、一人ではなく、たまたま一緒になった参加者の皆さんと出来たということもまた、楽しかった!
そんなあれこれに気づいた今回、ここで私のマインドフルネスを探す旅は、いったん一休みです。
日常に戻りながら8週間かけて、学んだことを取り入れたり、忘れたりしていく日々に戻ります。
マインドフルネスストレス低減法のプログラムの良いところは、プログラムに参加した人を対象にしたアフターフォローがあるところかなと思います。
定期瞑想会など、参加したいときに単回で参加できますので、自分だけでは、忘れがちになり、なかなか実践できなくなったら、こういう単回のものに参加して、うまく自分の中に組み入れていけると良いのだろうなと思いつつ。
寝る前にはボディスキャン瞑想をし、外に出るたびに空の青さや日差しの強さや雨音の優しさや力強さに気づき感じながら、日々を過ごしていきたいですね。
(K.N)
※この体験記は、Tochigi Mindfulness & Counseling Takibi のMBSRプログラムにオンラインで参加させていただいたものに基づき作成しています。
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