マインドフルネス中間地点~ #4週目
ついに、4週目に突入しました。マインドフルネスストレス低減法の8週間プログラムも折り返し地点です。もう半分、ワークが終わったと思うと、あっという間だなと感じます。
まずは、セッションから。
導入に軽い瞑想を行いつつ、今回は今の自分の心の中を、天気に例えて考えながら、瞑想後に互いにシェアするというのをやりました。何かあった時の心の中というのは、ある意味とても分かりやすく天気にでも何でも例えやすいと思うのですが、色々片付けて、夜のセッションに向かっている身としては、今、どうか?と聞かれても、その微妙で繊細な心の機微というのは表現がなかなか難しいものです。何なら、気持ち的には比較的すっきりしているけれども、身体的には不調な部分もあって、そうすると完全にはすっきりしていないから、今の天気というと完全な晴れではない。けれども、曇りや雨というほどでもないし…となると、答えに悩んでしまします。
ほかの参加者の話を聞くと、そこまで悩んでいない場合もあったりなかったりで、意外とこういうシーンで自分のパターンというかあり方が出るものなのかもしれないなと、今の自分に気づく瞬間でもありました。
さて、その後は、「不快な体験カレンダー」という前回の宿題をやってみて、シェアをしあいます。そして、それを通して、ストレスやストレスへの反応パターンについて、お話を聞きました。これらのストレスに対して、マインドフルネスがどのように役に立つのかという、少しずつマインドフルネスストレス低減法の核心に近づいてくる話しです。
今までこういう話をせずに、先に体験があり、そこから頭でも理解してくための理論が入ってくるという構成がなかなか面白いものです。自分の今までのセッションやホームワークの経験、今までの自分の経験、思ったことなどなどを総動員して「こんな感じ」というのを自分たちの中に生成していく作業なのだろうなと思います。
そして、それがこういう感じの理解で良いのか?というのを話しあいつつ深めていきました。自分はこう思う、こう感じた。はたまた、ここが良く分からないということを、参加者の方や講師の方と話し合うのは、多角的にも物事を考えられるし、新たな視点も得られて、本当にかけがえのない時間です。
なかなかすべてが分かるものではありません。でも、自分の中では「気づくこと」によって対応し、通常の状態に「戻していく」ことが大事なのかなと考えました。ストレスに「反応しないこと」「反応しないようになること」を目指すのではなく、反応した自分に気づくことが大事なのだろうと。
その後は、軽く呼吸を意識する瞑想をやったり、中間地点まで来た振り返りをシェアしたりした回でした。
ホームワークです。
ボディスキャン瞑想と寝ておこなうヨーガを、1日ごとに(45分程度)行うのは変わりません。
そのほかに、職場でのマインドフルネスとその技術という文章を読んで、出来そうなものを実践してみたり、ストレスに対する自動反応パターンに気づくように探してみたりということをします。職場でのマインドフルネスに関しては、全部ではないものの意外と自分は普段の日常に取り入れていて、そこまで大変という感じのものはありませんでした。なので、何となくやっていたものを、少し意識して丁寧にやれそうなものをやる感じ。ストレスの自動反応パターンは、なかなか見つけるのが難しくてほとんどできませんでした…。
さて、上記のホームワークにもう一つ。呼吸瞑想が20分に増えました。呼吸だけではなく、身体全体への気づきも伴うよう意識しつつの瞑想です。
はい。この4週目のホームワークが終わるタイミングで私は、今更ながら気づくことになります。何となくおまけのように思っていた呼吸瞑想。時間が週を追うごとに5分ずつ伸びていました。実は、一気に長時間行うのが大変だから少しずつ時間を伸ばして慣れつつ行うという、瞑想の中核をなすものだったようです。これは、まずい…。呼吸瞑想は今までちゃんと出来ていません。こうなったら、これから少し時間は長いバージョンでも慣れていくしかありません。最初から大事だって言ってほしかった…と思いつつ、5週目に突入です…。
(K.N)
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