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心のメンテナンス


自転車を長く使っていると、ブレーキの効きが悪くなったり、ペダルが重くなったりして、乗り心地が悪くなることがありますよね。


つい「古くなったから仕方ない」とそのまま使い続けてしまいがちですが、専門店でメンテナンスをしてもらうと、驚くほど軽やかで快適な状態に戻ります。ちょっとした調整で、こんなに違うのかと実感します。実は、私たちの心もこれとよく似ています。日常のストレスや疲れが少しずつ積み重なると、なんとなく調子が悪い、イライラしやすくなった、集中しづらい……といった状態になりがちです。


 でも、多くの人は「忙しいし、こんなものか」と我慢してしまいがちです。心の不調が深刻になってからカウンセリングや心理療法を受ける人もいます。それはもちろん大切な対処法です。でも、もっと早く、少し具合が悪くなってきたかも?と思ったタイミングで「メンテナンス」をする発想があっても良いかもしれません。身体の健康については、年に一度の人間ドックや健康診断を受けて、早期にチェックする習慣があるのと同じように。


深刻な不調が出てからではなく、「最近、少ししんどいかもしれない」と思ったタイミングで、カウンセリングを利用する。それだけで、大きな問題になる前に心のバランスを整えることができます。カウンセリングでは、落ち着いた空間でゆっくりと話を聞きながら、日常の出来事や感じていること、気づかないうちに溜まっていた思いを一緒に振り返り、心の状態を客観的に見つめていきます。

 無理にアドバイスをするというよりも、ご自身の心の動きに気づき、自然と整理がつくようお手伝いします。


話すだけで頭の中がクリアになったり、気持ちがとても軽くなったりすることもあります。自転車をプロに預けるように、身体を人間ドックでチェックするように、年に1回でもカウンセリングを通じて、自分を振り返る機会を作ってみる。それが、より豊かで快適な毎日につながるかもしれません。

                 (K.N)


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