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HOME > コラム(note)のページ  >連載コラム『月曜日の処方箋』第20回

心のモヤモヤを話す


 
「よし、カウンセリングに行こう!」

と決意する瞬間は、どんなときでしょうか。たとえば、自分ではどうにも解決できない問題に直面したとき。あるいは、誰かに話を聞いてほしいと切実に願うとき。こうしたとき、話したいことがはっきりしているからこそ、行動に移しやすいですよね。あとは信頼できるカウンセリングルームを見つけるだけ。気持ちが前向きな分、動き出すのもスムーズかもしれません。

 でも、実際には、問題がそんなにはっきりしている場合ばかりではないはずです。

 たとえば、職場や友人、家族との会話の中で、こんな経験はありませんか? ある出来事について話しているとき、相手の意見は客観的に「正しい」と思うのに、なぜか心がモヤモヤする。あるいは、自分の考えに自信があるのに、周囲から賛同が得られず、「本当にこれでいいのかな」と不安が募る。そんなモヤモヤ、感じたことありませんか?

 そんなとき、誰かに話したいと思っても、気軽に話せる相手がいなかったり、話したとしても「それはこうすべき」と諭されたり、どちらが正しいかをジャッジされるだけだったり。望んだ反応が返ってこないことも、よくあります。

 もちろん、時にははっきりした答えを求めて、明快な意見にスッキリすることもあるでしょう。でも、なぜか心のモヤモヤが消えないまま…。

 そんな心のモヤモヤが、時間が経っても、気分転換しても晴れないとき、カウンセリングが助けになることがあります。「うまく話せるか自信がない」「こんな曖昧な話でいいのかな」とためらう気持ちも、もちろんわかります。でも、大丈夫。カウンセリングは、モヤモヤを言葉にしながら一緒に整理したり、話す中で自分なりの答えを見つけていく場所です。

 まるで梅雨空のように心が曇っているとき、ぜひカウンセリングに足を運んでみませんか?

 みこと心理臨床処では、月曜日から土曜日まで、皆さんの心に寄り添うカウンセリングをお受けしています。

 詳細は、ぜひホームページをご覧ください。

(K.N)
          

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